ホールディングス社長挨拶

この国の労働力不足をなんとかしたい。その思いが原点であり、ゴールです。

私は1973年生まれで、団塊ジュニアと呼ばれる世代です。当時の出生数は1年間で200万人超。それが今や、80万人を切っています。このままでは社会がもたない。そんな危機感を常に抱いてきました。
この重大な社会課題に対して、私たちには何ができるだろうか。そう考えてたどり着いたのが、現在のキャリアマートホールディングスの姿です。「世の中により多くの雇用を創出する」採用支援事業と、「世の中により多くの時間を創り出す」アウトソーシング事業。株式会社キャリアマートが前者を担い、2022年新たに誕生した株式会社BPO Japanが後者を担います。
 
世の中には、人の数だけ働く動機があり、企業の数だけ求める人物像があります。そうした多様な価値観を理解し、両者を結びつける機会を作り出すことが、採用支援事業のミッションです。労働力人口が減少し続けるこの時代に、ミスマッチを生むことは許されません。
一方で、出生数が半分以下になっている現状を、マッチングだけでは解決できないことも事実です。そこでBPO Japanでは、AIやRPAといったテクノロジーも活用し、煩雑な業務を効率的に実行するアウトソーシング事業を推進しています。クライアント企業に時間と余裕を生み出して、過度な採用が必要ないようにすることが使命です。
 
従来は同じ会社でそれぞれのサービスを提供してきましたが、提供価値も求められるスキルセットも異なるため、2022年に分社化してホールディングス体制を構築しました。労働力不足を補うための新たな解が見つかれば、また新しい事業や会社が生まれることもあるでしょう。これからのキャリアマートホールディングスに、どうぞご期待ください。