アフターコロナ!「オンライン採用を勝ち抜く秘訣」

オンライン採用を勝ち抜く秘訣

2020年6月23日に「アフターコロナ!知っていれば必ず他社と差がつくオンライン採用を勝ち抜くために必要な○○とは!」というテーマでWebセミナーを実施し、当日は116社126名の企業様にご参加いただきました。

第一部と第三部はキャリアマートから、第二部はシーズアンドグロースの河本様にご登壇いただき、開催させていただきました。ここからはアジェンダに沿って、セミナー内容を一部ご紹介致します!

「緊急事態宣言」“解除後” の企業と学生の動向

新型コロナが与えた採用市場の変化

学情が行った調査によると、4月中旬(緊急事態宣言発令時)では採用継続の意思を見せた企業は全体の約5割でしたが、5月下旬(緊急事態宣言解除後)には3割増の約8割が継続の意思を見せました。

参照:学情「緊急事態宣言による新卒・中途採用への影響」

新型コロナの流行により一時はどうなるかと思われた採用活動は、WEB化を取り入れることにより採用活動に大きな変革をもたらしていますが、一方で、緊急事態宣言の解除により再開した3割は、再開時期や調査データから例年同様オフラインによる実施を検討している企業に当たります。

新型コロナにより急速に普及した「採用オンライン化」は一体どうなるのでしょうか?

マイナビ社の調査によると5月時点でなんと9割以上の学生がWEB面接を経験済みという結果が出ました。21卒の学生に関してはオンラインによる活動が、当たり前という状況です。

また、ディスコ社の調査によると今後もWEB選考を用いる企業が全体の約6割と、企業側もオンライン活用が主流になりそうです。

キャリアマートとしては、今後もオンライン選考がなくなることはなく、オンラインとオフラインのハイブリット型選考が主流になっていくと考えております。

どうなる22卒?!企業と学生の動向

企業の動向

売り手市場から一転、買い手市場へと大きく様変わりすると叫ばれている22卒採用。DISCOが行った緊急調査によると採用の取りやめは全体の0.7%と、採用市場への影響は小さいことがわかりました。

また、企業の動向として、22卒採用で最も注力したいことに、ISやプレ期間の強化・オンライン化などがあげられ、それらを意欲的に採用活動を行っていくことが考えられます。

参照:株式会社ディスコ「2021年卒採用活動の感触等に関する緊急企業調査」

学生の動向

では学生はどうでしょうか。マイナビ2022、リクナビ2022のインターンシップサイトの6月1日時点での登録学生数は例年約半数と大幅に減少しております。コロナの影響により大学でのインターシップガイダンスが行えなかったことが最も大きな要因であると考えられます。

 

しかし、この状況下で活動している学生は自発的に登録しているため、就職活動への意欲が高いことが想定されます。

情報参照:エンジャパン「オンライン就活」意識調査

また、すでに活動している学生も多く、一部ではオンライン開催のセミナーやイベントに84%が参加しているなど、就活のスタートがオンラインという新たな時代へと突入しております。20-21卒同様に早期化の波は消えておりませんが、スタートがオフラインであった例年とは異なり、22卒ではオンラインがスタンダードとなります。そのため、今後オンライン開催のインターンシップへ興味を示し、参加していくことが予想されます。

普及していくオンラインインターンシップを徹底解説!

第二部では、シーズアンドグロース 河本様により、「22卒採用のトレンドと外部環境に依存せずに採用成功する方法」を伝授いただきました!

外出自粛で分かった「オンライン化」の重要性

「コロナ」という外部環境の変化を受けた22卒の採用市場は、採用活動の早期化・厳選化、そして「オンライン」と「オフライン」のハイブリッド化がトレンドとなってきます。

今後の採用活動は全てオンライン化されますか?という質問をよく受けますが、答えはNOです!

オンラインとオフラインそれぞれに良さがあります

また、各施策にもオンライン向けのものとオフライン向けのものがあるので、どちらで行うのが効果的なのか精査しながら採用活動を行いましょう!

ここからは人事様からよくお問い合わせいただく内定者のフォロー方法と、オンラインのインターンシップについてお話させていただきます。

内定者研修/フォロー編

内定者の研修をオンラインで行うにあたって気を付けていただきたい設計のポイントが3つあり、それら守ることが成功へのカギとなります!

1、ストーリー性

学生グリップのために連続性のあるコンテンツを用意し実施すること(※分割は最多で3回まで)

2、短縮化

オンライン実施では学生の集中力は対面よりも持続しないため、1開催3時間以下に抑えること

3、途中参加者への配慮

分割して実施する際は、2回目からの参加者にも対応可能なシンプルなものを用意すること

理想のストーリー展開

1回目 入社意識を言語化し、落とし込む
2回目 「御社」から「自社」へ主語を転換させる
3回目 自分の強みが仕事で発揮された瞬間をイメージする

インターンシップ編

オンラインインターンシップのコンテンツ決めは、完全新規作成と既存コンテンツ転用の二種類あります。どちらでも問題ありませんが、既存コンテンツを転用する場合は下記4つを必ず守るようにしてください!

  1. 時間の短縮
  2. 配布資料の精査
  3. ワークシートの新規製作
  4. オンラインマニュアルの整備

特にオンラインインターンシップでは機材によるトラブルがつきものとなります。すぐに対応できるようオンライン実施用のマニュアルを整備しましょう!

また、個人の理解度にばらつきがあることが想定されるので、足並みを揃えてあげるために個人ワークを取り入れることも必須条件となります!

インターンシップのコンテンツ選定

皆さまお気づきの通りオンラインが向いているワークオフラインが向いているワークが存在します。

現在多くの企業がオフラインで行っているのは、仕事体験型のワーク

こちらはオフライン向きのコンテンツに該当するため、オンラインによる開催を検討されている方は、新たにオンライン用のコンテンツを考案していただくことが望ましいです。(※転用も可能ではあります)

現在あるコンテンツはそのままに、オンラインとオフライン両方のコンテンツを用意して、武器を増やすようなイメージで取り組みましょう!

また、こちらの戦略コミュニケーションマップでは多くの質問を頂きましたので、一例を記載させていただきます。

戦略コミュニケーションマップに関心がございますが、インターンシップ担当者・採用プロセス担当者・経営層と云った階層別で用意しておく必要があるのでしょうか?
階層別に用意する場合もありますが、どちらかというとほしい人材のタイプごとにわけるというのが多いです。

※さらに具体的な事例や質問への回答をセミナーではご紹介させていただきました。

外部環境の影響を受けずに採用成功するために

今後も新型コロナが再流行する可能性は大いにあり、対面で確実にインターンシップや説明会が開催できるかは不透明な状況下にあります。

その中でも安定して採用活動を成功させるためには戦略的な採用活動が必要になってきます!

各採用施策で自社の魅力をいつ・どこで・どのように伝えていくのか学生に最終的にどのように思ってほしいのかを明確にし、戦略的に採用活動することで今後の採用活動の成功を掴みましょう!

その他、セミナー中に上がった質問と回答を一部記載させていただきます。

オンラインインターンシップにおいて、企業側からボールを投げたとしても、学生同士の議論というのは生まれるものでしょうか?また、進行できるのでしょうか?
ミッション提示、進め方の的確な提示、ワーク途中におけるグループ周りができれば議論はうまれますし、しっかりと進めることができます。
見極めのフィードバックルームとは具体的にどう実施するのでしょうか?

ワーク途中でグループごとに別室に呼び出し、そこで現状の進捗を確認したり、グループメンバーへ「〇〇くんはどう思う?」と振ることで 各自の理解力、誰が引っ張っているかなど評価ができます。

Web化を取り入れた採用活動成功の秘訣3選

  1. オンライン化する採用活動の中でさらに増えていく工数
  2. 慣れないWEB説明会・WEB面談
  3. WEB化でさらに難しくなる学生の見極め

などオンライン化していく採用活動には課題が山積み・・・。その中でも生き残っていくために戦略的な採用活動をしていきましょう!

戦略的な採用活動とは?

ずばり、頭脳を使う戦略設計と実際に手を動かす運用、2つのかけ合わせで成り立ちます!

勝負の分かれ目・・・今こそ必要な3つポイント

運用と言えば、学生へのメール配信、選考・説明会の日程調整、合否の連絡…などの手を動かす領域です。どれだけ設計の部分が素晴らしくても運用ができていないと届かない、届かないと無駄になってしまう、ということで、運用を行ううえでのポイント3点がこちら!

  • 魅力訴求
  • スピード感
  • データ分析

魅力訴求

WEBだと学生の企業理解がどうしても浅く感じる…、そう感じられている企業様は多いのではないでしょうか?

学生への接触回数、伝える情報量、発信する情報の質、内容と発信するタイミングを意識して対面との差を埋める、あるいは対面以上に貴社への関心を高めていきましょう。

1回の情報量を分散し、接触回数を増やすことによって伝える情報量を120%に増やすことが大切です!

 

スピード感

スピード感を持った対応をしないと学生の熱量は下がり、他社に目が向いてしまいます。

ありがちなのが合否連絡を学生に待たせる手法。貴社もやってしまっているのではないでしょうか?

面接終了後、合格通知が来るまで学生が考えるのは次の選考企業(=他社)のことです。他社のことを考えさせる時間を与えることなく、合格通知を出して自社のことを考えさせるようにしていきましょう。せっかくあるチャンス、逃さないためにもシンプルな運用設計にしてスピード感のある対応を心がけましょう!

データ分析

選考の進捗のデータや学生のHP滞在時間、導入ツールの反応率など、数値に表して「見える化」を行うことで、今の施策の効果検証と未来への活用にデータを活用することが可能です。

ただ、データを集めるには計画・設計段階での設定や日々の運用が必要となるのでなかなかできていない企業様が多いのではないでしょうか?

選考フェーズ毎に見る最適なフォローとは

コロナの影響で大きく変わっていく採用活動…。21卒採用活動継続中の皆様も22卒に向けて本格的に動き出し始めた皆様も、改めて自社の採用力・惹きつけ力について見直してみませんか?

弊社キャリアマートはのべ19,000社の採用実績を活かし、業独自の採用力分析診断(無料)を実施しております!

貴社の採用力・惹きつけ力について診断し、強み、弱みを分析します。改善・強化するべきポイントを把握して今後の採用活動の成功を目指しましょう!


いかがでしたでしょうか?

今回ご紹介させていただいたのは、ライブ配信セミナーでのごく一部の内容ですので、詳しく知りたい!という方は、ぜひ下記よりご相談ください。

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