先日、「2024卒採用準備は万全ですか?就職サイトオープンまでにチェックするべき9つのポイント!」というテーマでWEBセミナーを実施しました。
今回は、そのセミナーで紹介した内容を抜粋して、マイナビ・リクナビを最大限に活用するための設定項目について、オープン前に絶対に確認すべき点をお伝えいたします!ぜひ万全を期して3月1日を迎えてください!
24卒プレサイトの状況
24卒オープン準備の前に、プレサイトの時点で掲載企業数はどのくらいだったのか見ていきたいと思います。
22卒時コロナの影響を受け一時的に減少していましたが、23卒では増加傾向にあり、さらに24卒では、23卒時より掲載社数は大幅増加、学生数は横ばいとなっています。
24卒採用に向けた対策
WEB上での接触が24卒ではキーポイントとなり、その中でも今すぐにできることは、すでにある「企業HP」「就職サイト」の効果を最大限に活用することです。
就職サイトの場合、以下のようなことが重要になってきます。
- 就職サイトに充分な情報が載っているか?
- 学生の検索に引っかかりやすい設定をしっかり行うことができているか?
- 見込み学生にもれなくアプローチできる準備ができているか?
就職サイトオープンまでの準備
オンライン上での就職活動において重要性の高まっている就職サイトに関して、3月のグランドオープンまでにチェックすべきポイントを確認していきましょう。
就職サイトの役割とは?
普段使われている就職サイト、一言で表すならば何と表現しますか?
就職サイトは学生が企業を知るための優秀なツールではありますが、そもそも学生に見つけてもらい、アクションしてもらわないことには始まりません。
そのためには、下記の3つの視点からの実施がマストです!
- 発見率を高める
- 運用する
- 客観視してみる
サイトオープン前9つのチェック項目
先ほどの3つの視点をチェックポイントごとに9つに分けたものがこちらです。
- オープンまでの「スケジュール」
- 「検索キー」の設定
- 「人気ワード」を追加
- 「採用実績校」を設定
- 「説明会画面」を準備
- 「自動返信メール」を作成
- 「発見率強化機能」の活用
- 「無料機能」の活用
- 「学生画面」から確認
オープンまでのスケジュール
直前になってバタバタしないように、まずしっかりオープンまでのスケジュールを把握しておく必要があります。
原稿の締め切りはいつなのか、事前説明会予約の受付はいつからなのか等々、スケジュールがわかっていれば計画的にオープン準備が進められます。
「検索キー」の設定
検索キーとは、学生が企業を探す「入口」にあたる導線のことです。
そして、画像はリクナビ・マイナビで設定できる検索キーです。実際には記載したもの以外にもまだまだ設定項目があるのですが…貴社はいくつ設定できていますか?
学生の企業検索軸シェアを見ると、フリーワード検索に続いて「業種」「先輩・採用実績」「エリア(所在地)」での検索が上位に入っています。
シェアの高い検索軸ほど、学生からの発見率もアップできます!
特に、「業種」の設定はもれなく見直しておきましょう。
入力必須項目のためメイン業種は設定済かと思いますが、「サブ業種」まで設定しておくことで、様々な学生の目に触れやすくなります!各検索キーがもれなく設定されているかどうか、オープン前に見直しをおすすめします。
さらに、23卒から募集コースが新設されています。職種キーもしっかり設定して発見率UPさせましょう!
「人気ワード」を追加
学生検索軸シェアのおよそ4割を占める、フリーワード検索です。その中でも、自分が知っている「社名」「業種」で検索する学生が多いです。
知名度のある企業や大手グループ名が入った企業が取引先にある場合は、原稿内に記載することで検索ヒットしやすくなります!
採用実績校を設定する
採用実績校を設定しておくことで、学生からの検索キーに連動しているため検索導線が強化されます。
設定すれば「あなたの学校の採用実績あり」とアイコンが表示され、業種のみで検索した時と比べて自社を見つけてもらう確率が10倍も上がる可能性があります。
「説明会画面」を準備
こちらは、学生が企業にエントリーするまでの流れを表したものです。
学生は企業を発見する際、フリーワードや特徴からの検索以外にも、説明会の日程、開催地から検索をします。
今年はマイナビ:2/13~2/27、リクナビ:1/30~2/28 で説明会の事前予約が可能となっており、3/1のグランドオープン前から、学生は企業の説明会に予約が可能です。
昨今ではWEB説明会が増え、学生は1日に複数の説明会に参加しやすくなりました。是非グランドオープン前に説明会日程を公開し、学生のスケジュールを押さえましょう。
自動返信メールを作成設定する
学生のアクションに紐付いた自動メールを設定しておくことで、案内漏れや機会ロスにつなげることができます。
この自動返信メールは、サンクスメールだけでなく、キャンセル時もメール設定をしておくことをおすすめします。そうすることで、一度関心が高まった学生に対して優先的にアプローチでき、見込み学生を逃すことなく接触できます。
「発見率強化機能」の活用
ここまでにご紹介した設定項目以外にも、リクナビ・マイナビならではの機能を活用することで、更に発見率の強化が見込めます!
<マイナビ>
検討リストリプライ
→検討リストに登録している学生に対してメッセージを送信できる機能
説明会受付中の旨や歓迎の意思を伝えることで、エントリーの促進ができます!
※検討リストとは、学生が気になる企業をリスト化できる機能
活動状況設定機能
→直近の採用状況の設定が可能です。
活動状況を更新すると・・・
- 受付状況からの検索対象に!
- 検索結果一覧に表示!
- 伝言板上部に表示!
こまめな更新で母集団拡大 が狙えます!例年3 月以降から設定が可能となります。
<リクナビ>
Blog+Photo
→人事ブログとして、企業の情報発信ができる機能
テーマに即して記事を作成することで、トップページからの導線も設置できます!
仕事・先輩情報
→社員のリアルな声を掲載できる機能
学生の検索キーである先輩検索に連動しているので、複数校の先輩を広く登録するのがおすすめです。
無料機能を活用する
マイナビでは、学生の気になる質問に対して回答する「公開回答機能」を活用すると、パソコンのトップページへの導線につながります。また、回答することで企業画面からも閲覧が可能になります。
リクナビでは、人事ブログとして情報発信できる機能があります。トップページからの導線にもなるのでぜひ活用してください!
「学生画面」から確認
ここまで発見率を高められる設定項目をご紹介しましたが、折角設定した内容が学生に届かなければ意味がありません。最後に、学生画面から自社ページを確認してみましょう!
スマホ・PC半々で利用している学生も含めると、8割以上の学生がスマホで就職活動をしています。画面を確認する際は、是非ご自身のスマホでチェックしてみてください。
チェックすべきポイントは、以下の3点です!
⇒学生利用率が高いスマホで、「読みやすいか・分かりやすいか」チェック!
② 原稿の反映モレ確認
⇒設定項目、記載項目が、「モレなく・正しく」反映されているかチェック!
③ エントリーフォームの動作確認
⇒エントリーや説明会の予約が、「問題なく受け付けられるか」チェック!
3月1日のグランドオープン時に未反映・不備があると、大きな機会ロスとなります!必ず確認しておきましょう!
またマイナビは、23卒採用時から学生管理がMWMからMIWSへと切り替わっています。前年採用を行っていない企業は要チェックです。
MIWSへの仕様変更点については、こちらの記事で紹介していますので、一緒に参考にしてみてください!
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まとめ
ここまで、学生動向と就職サイトオープンまでにチェックすべきポイントをお伝えしました。
まとめると「就職サイト」は「検索サイト」であり、いかに学生に発見してもらい、アクションしてもらうかが重要です。
チェックポイントはわかったけれど、忙しくて手が回らない…という企業の方は、採用アウトソーシングを依頼するという手もあります。ぜひ一度ご検討ください。
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