最近では、Z世代に合わせた様々な採用手法で採用活動を行っている企業が多い中、採用サイトが多すぎてどれを使うのが効果的なのかと悩まれている人事担当者も多いのではないのでしょうか。
本記事はその中でも、特に理系に特化した採用を考えている企業におすすめできるTECH OFFER(テックオファー)について特徴や料金、実際の導入事例を紹介していきます。
TECH OFFER(テックオファー)とは
TECH OFEERは、株式会社テックオーシャンの提供するダイレクトリクルーティングサービスです。数あるダイレクトリクルーティングサービスの中でも特に、理系の採用に特化をしています。
今現状、理系に特化したナビサイトはあるものの、理系学生に特化したダイレクトリクルーティングサイトはほとんどありません。中でも、TECH OFFERは理系の研究室への招待状や、OB・OGとの強い繋がりを形成しながら、理系の登録学生数を多く集めています。
現在は4万件の研究室情報に加え、教員情報と、100万件の検索技術キーワードから学生を絞り込むことが可能となっております。
TECH OFFER(テックオファー)の特徴
TECH OFFERの特徴を2つ紹介します。
オファーの自動配信
画像引用:TECH OFFER
TECH OFFERはダイレクトリクルーティングサイトには珍しく、上記のようにオファー送信の自動化が可能です。あらかじめターゲットや文面、配信日を設定しておけば、スカウトの配信を自動で送ることができます。また適性によってスカウトの対象や文面を変更することができるので、様々な側面でのアプローチが可能となっております。
オファーの送信という工数のかかる工程を削減することで、エントリ―のきた学生とより多くの時間を取ることができるようになります。
理系への強み
TECH OFFERでは、下記のように様々な分野に特化した学生を探し出すことが可能です。
- 機械
- 電気電子
- 化学工学
- 総合化学
- 材料
- 建築/土木
- 情報
- 物理
- 数学
- 環境
- 天文
特に機電系・情報系の学生の3人に1人が登録しており、多くの理系学生にアプローチすることが可能です。学生の特徴や大学群等での検索も可能なので、貴社のペルソナに沿った学生をどんどん見つけることができます。
TECH OFFER(テックオファー)の料金
TECH OFFERの料金は、現在公開していないため、詳しい料金形態に関して気になった方は、TECH OFFER公式よりお問い合わせください。
TECH OFFER(テックオファー)のオファー機能
TECH OFFERは2種類のアプローチが可能です。一つ目は、スペシャルオファーというアプローチです。
まず、スペシャルとは技術切り口でのターゲット選定ができることで、技術キーワードや研究室でオファー対象を検索できたり、先生(指導教員名)でも学生を検索できたりすることが可能です。
次に、パーソナルオファーというアプローチです。学生が志望をしている条件で検索をすることが可能です。離職率を下げるために学生の希望、条件を検索軸で探し、ペルソナに沿った学生を探してみてください。
オファー開封率は80%と他のダイレクトリクルーティングサイトの中でも高水準の開封率を誇っています。
参照:TECH OFFER
オファー配信の自動化
先ほども説明しましたが、TECH OFFERでは、オファー配信の自動化が可能です。オファーを学生に送信するという工程がなくなるため、他ダイレクトリクルーティングサイトと比べ人事担当者にかかる工数の負担を大きく削減できます。
エンジニア就活・LabBaseとの違い
TECH OFFERと他の理系サイトとは、どのような点が異なるのでしょうか?今回は、エンジニア就活とLabBaseとの違いを比べて見てみましょう。
エンジニア就活
エンジニア就活は理系採用の中でも、特にITに特化した就活のサイトです。IT業界のコラムが拝見できたり、IT業界で活躍をしていた先輩たちの口コミの閲覧や、IT業界に特化した就活イベントの検索も可能です。
また、プログラミングスキル別によっても検索が可能になっていて、プログラミング未経験者から、プロレベルまで様々なレベルの学生がいます。
特にプログラミングなどのITに強い学生を取りたいと考えている人事の方には、エンジニア就活がおすすめです。
LabBase
LabBaseとは、TECH OFFER同様理系学生に特化したダイレクトリクルーティングサイトとなっています。中でも、優秀な理系学生のデータベースを持っていて、質の高い理系の学生と接点を持つことが可能となっています。上位校の3人に1人がLabBaseに登録をしていて、特に工学系の学生登録数が多いのも特徴です。
優秀層の理系を取りたいと考えている人事の方は、LabBaseがおすすめです!こちらの記事で、LabBaseの特徴や評判、導入事例について紹介しているので、気になる方は、見てみてください。
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メリット・デメリット
TECH OFFERのメリットとデメリットについて紹介します。
メリット
大きいメリットは、手間となるオファー配信が自動化されるため、オファー配信の工数がかからないことです。ダイレクトリクルーティングサイトはオファーを送信しなければ始まらないため、どうしても工数を気にされる人事の方も多いと思いますが、その点の心配がないのはTECH OFFERならではのメリットです。
デメリット
理系学生以外にも採用をしたい企業は、あわせてほかの媒体も使うことが必要になることです。理系学生の他に文系学生の採用も考えている企業は、どうしてもTECH OFFERの利用だけでは採用成功をすることが難しいです。様々な媒体を組み合わせて各企業ごとの最適な採用プランを考える必要があります。
TECH OFFER(テックオファー)の利用に向く企業
TECH OFFERは、どのような企業に向いているのかを紹介します。
理系学生の母集団形成に悩んでいる企業
TECH OFFERでは、大手ナビサイトなどではなかなか集まらない理系に特化した学生を集めることに優れているサイトなので、理系の学生が集まらないと悩んでいる企業に是非使っていただきたいサイトとなっています。
理系学生へのアプローチ方法が分からない企業
TECH OFFERは理系の学生に強いこと、またオファーの自動送信が可能になっているので、理系学生へのアプローチ方法がわからない企業にとっては心強いサイトです。
オファーを自動送信する事によって、理系学生への接触機会を増やすことが可能となっています。
TECH OFFER(テックオファー)の評判・口コミ
実際に導入した企業からの口コミを紹介します!
- 金融/保険系
企業が望んでいる人材を的確に把握し、スカウトを出せる機能が非常に便利でした。
学生と企業のニーズがマッチしているかの確認がしっかりできますので、面接前の認識違いが格段に減りました。 - 小売/流通/商社系
管理画面が使いやすく、普段スマホやPCを使っている方であれば直感的な操作が可能だと思いました。またデータベースの質も高く、例年同時期には接触できていない層の学生と早期に接点を持つことができました。 - メーカー/製造系
学生が学んでいる分野と企業が求める分野が合致している対象者にオファーを出す仕組みのため、親和性の高い学生を集める事が出来る点が良いと感じました。
TECH OFFER(テックオファー)導入までの流れ
- まずは公式HPのお問い合わせor直接お問い合わせ!
- 担当の営業より連絡があります
- お打ち合わせ内で細かいヒアリング
- 利用パッケージの選定
- 改めてキックオフMTG
- 初期設定を完了させ、いざオファー送信スタート
キックオフMTGでは、狙っていくターゲットの学生の設定や文面についてのフォロー、採用のスケージュール感を確認します。
TECH OFFER(テックオファー)の導入成功事例
TECH OFFERの導入事例について3社紹介します。
業界:メーカー
<導入前の課題>
- 「サービスづくり企業」としての学生からの認知と、情報・ソフトウェア系学生からの応募の少なさが課題でした。
<施策内容>
- ターゲット学生へのPR、採用工数の削減を狙いとしてTECH OFFERを導入しました。
<導入後の成果>
- 企業理解の促進に成功し、ターゲット学生からの応募に繋げることができました。
業界:商社
<導入前の課題>
- 待ちの姿勢のナビ媒体だけでは、優秀な理系学生を獲得しづらくなっている事が課題でした。
<施策内容>
- TECH OFFERは理系に特化したサービスであり、キーワードを基にターゲットを特定していくという点が課題解決にマッチしました。
<導入後の成果>
- 新卒理系学生の半数をTECH OFFERで獲得、高い効果を実感しました。
業界:メーカー
<導入前の課題>
- 自社のブランドイメージから想起されにくい領域・職種の採用活動に苦戦していました。
<施策内容>
- 技術キーワードと研究室を軸としたオファーで、横ズレ学生に気付きを与える事ができるTECH OFFERを導入しました。
<導入後の成果>
- 思わぬ人材にであうことができた。そして、とにかく楽に採用ができました。
連携できる採用管理システム
TECH OFFERと連携できる採用管理システムを紹介します。
sonarATS
TECH OFFERは、イグナイトアイ株式会社が提供する採用管理システム「sonarATS」と連携することができます。sonarATSと連携することにより、TECH OFFERからのオファーを承諾した応募数の情報を円滑に連携することが可能になります。
こちらの記事で、sonarATSの特徴や料金、導入事例について紹介しているので、気になる方はあわせて見てみてください。
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i-Web
TECH OFFERは株式会社ヒューマネージが提供している採用管理システムの「i-Web」と連携することができます。TECH OFFERに登録している学生に対してオファーを送り、学生がそれを承諾すると、学生の情報がリアルタイムで「i-web」に連携されます。
学生も、タイムラグなく企業のマイページにアクセス、会社説明会や面接の予約等ができるため、応募者にとっての利便性も大幅に向上します。
採用管理システムを導入すると、今まで採用担当者が手動で行っていた作業とタイムラグをなくし、データベースの一元化とスムーズな応募者対応を行うことができます。
こちらの記事でi-webの特徴やメリット、料金について紹介しているので、気になる方はあわせて見てみてください。
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まとめ
ここまで、TECH OFFERの様々な利点、特徴等を書いてきました。年々採用市場は変化を続け、今現状ではメイン媒体+サブ媒体というような体制を取っている企業様が多く見受けられます。その中で、TECH OFFERも是非候補に入れてみてはいかがでしょうか。
また、TECH OFFER以外にも様々な優良媒体がたくさんあります。こちらの記事で、新卒理系媒体の一つであるアカリクについて紹介しているので、是非比較検討をしてみてください。
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