社内の『タバコ事情』に変化?98%の求職者が安心する新アイディアとは?

社内の『タバコ事情』に変化?98%の求職者が安心する新アイディアとは?

今回のテーマは『社内のタバコ事情の変化』についてです。

「2018年全国たばこ喫煙者率調査」によると、成人男性の平均喫煙率は27.8%となっており、年々減少してはいるものの、諸外国等と比べると未だ高い状況であることが分かりました。一方で成人女性の喫煙率は8.7%であり、こちらもピーク時に比べれば減っているものの、ほぼ横ばいといった状況です。

貴社では、喫煙スペースなどを設けたり分煙を実施したりと、どういった対策やルールでしょうか。

なぜ今回がこのテーマか言いますと、実は近年、“採用条件にもタバコ条件”が記載されるほど社内の関心が高まっている現状があるからです。そうなると当然、就活をする新卒学生や転職希望者も気になる項目でもあり、もちろん。採用を行ううえでも決して目を反らしてはならない重要なことだと思っています!

そこで今回は。社内のタバコ事情に加え、『採用に活かせる新アイディア』のご紹介まで!一挙にお届けしていきます!

タバコを禁止する企業が増加中!?

年々、タバコに関する制度を設ける会社が増えてきており、その目的はやはり、「健康志向な会社作り」なんだそうです。中でも徹底した制度を確立する事例も存在しているほど。例えば、

スモ休

某ウェブマーケ会社では、タバコ(Smoking)を吸わない人への特別休暇、通称「スモ休」が勤続6ヶ月以上から適用されているんだそうです。しかもそれが1日ではなく何と“年間6日”もあるとのこと。なぜそういった計算になるかというと、

・1回のタバコ休憩を20分とする。

⇒1日2回と仮定すると、1日で40分。

⇒週で計算すると、1週間で200分。(40分×5日)

⇒月で計算すると、1ヶ月で13時間。(200分×4週間=800分(13時間))

 

つまり、1ヶ月で1日分の労働時間に値する時間が喫煙に使われているということに。よってタバコを吸わない人には、残りの6ヶ月で6日間の休暇を与える。

といったルールで施行されているそうです。とても綿密な計算に基づく制度であることが分かりますね!

 

喫煙者は採用しない!

こちらは数年前に話題になった某有名リゾートホテル運営で実施されていることです。なんと、採用ページのトップで「あなたはタバコを吸いますか?」と問いかけて、

「NO(吸わない)」⇒ ようこそ!とそのまま詳細のページに進めますが、

「YES(吸う)」⇒ 禁煙する誓約書を経てからでないと、次に進めない。

といったシステムにしたそうです。

目的は健康志向だけでなく、「集中力を持続させることが競争に勝つことに直結する」という考えとのことで、“そろそろタバコ吸いたい”と思いながら仕事することがないように考えられた対策だと言われています。

その影響は他業界にも絶大だったようで、その後、製薬会社や某研究所、不動産業界までもが積極的に非喫煙者のみ採用の導入をはじめたということも更なる話題を呼びました。

 

他にも、企業イメージアップや将来的な健康保険料削減のために「営業時間中は喫煙NG」にするなど、禁煙を呼びかける企業は広範囲になりつつあります。

密かにブーム!?採用に活かしたいタバコ制度の新アイディア

上記にて、禁煙(=健康志向)を呼びかける企業が増えていることをお伝えしましたが、もちろん喫煙者の方もたくさんいらっしゃるかと思います。それを肯定や否定をして採用や社内制度を進めるよりも、両者納得(に近い)の新アイディアも密かなブームになっています。

それは、『加熱式タバコならオフィス内喫煙スペースでOK!』などを就職サイトナビでも積極的に打ち出すことです。さらには、“加熱式タバコ・・・アイコス、グロー、プルーム・テックなど”といった具体的な種類を細かく書くことによって加熱式タバコの利用者(求職者)にとってはエントリー企業を選ぶうえでなかなか重要な項目になってきているとのことなのです。

確かに、従来のものとは違い加熱式タバコであれば禁煙者側が心配な受動喫煙の影響もなくなり、喫煙者側としても必要以上に肩身が狭くなることもないと思いませんか?

求職者側としても、「室内は禁煙(喫煙でも加熱式)でよかった」「自分が持ってるメーカーの加熱式タバコは、わざわざ外に出なくても使えるんだ!」

などと、採用ページからも社内の工夫や取り組みが垣間見えるようで、安心感につながるといった声も実際にあるようです。

 

実は私も前の職場で、「採用ページやHPには喫煙スペースのこと書いてなかったからすごく不安だったけど、入社したらちゃんとあったから安心した」と話していた同僚もいたほどです。

これから長期間を過ごすことになる職場。吸う人も吸わない人も、両者納得な社内制度を考え続けていくことが大事だと思いました!

まとめ

以上、『社内のタバコ事情の変化』についてお届けしましたが、禁煙・喫煙の社内制度に関してはもちろん各企業の方針や考えがあってのことなので、今回ご紹介・お話させていただいたことは、あくまでも一つの例や参考とご認識いただければ幸いでございます。

人が働くうえでは常に考えさせられる社内制度のひとつ。もし今後貴社で意見が割れたときには、今回のお話を少しでも思い出していただけるとすごく嬉しく思います!

 

それでは!また次回のキャリブロもお楽しみに!!

 

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