さて!今回は、「選考フロー」を変えて内定承諾率UPに成功した実際の企業様の事例を、【20卒振り返り】【学生動向】【秘技】【施策】と大きく4項目に分けながら、ご紹介させて頂きます。
内定辞退率に悩む企業様、今年は挽回したいとお考えの企業様は必見です!
【20卒振り返り】他社の内定辞退率
「そもそも、うちの内定辞退率って高いの?低いの?」2020卒を振り返る中でそう思っている企業様も多いのではないでしょうか。まず2020卒全体の内定承諾率を見ていきましょう!
5社に1社が内定辞退率「4割超」・・・!
そしてなんと、全体の53%以上の企業様が内定辞退率3割以上となっております。
「あんなに選考中に付き添ったのに・・・??」
「うちが第一志望って言ってなかった・・・??」
逆お祈りメールを受信するたびガクッとなる方も多いはず。令和就活は、さらに内定承諾を勝ち取ること必須でございます。では、どうしたら、承諾率を上げることができるのでしょうか?学生の動向から読み解いていきましょう!
【学生動向】なぜ内定辞退する?理由を暴く!
20卒学生の60%以上の学生が内定を2社以上保有しており、企業様は内定辞退を受けざるをえない時代。
とはいえ、辞退率は低いほうがいいですよね。
辞退に頭を抱えている企業様でやりがちなのが、内定者向けのフォローを【内定出し後に】行っていることです。
イマドキの学生は、生まれたときから2画面のゲーム機があり、物心ついた時から スマートフォンに慣れ親しんでいる”ソーシャルネイティブ”世代です。
ネットで情報収集を進める彼らは、内定をもらった時には、ネットで情報収集できる部分の調べはほぼ終えていて、辞退するかどうか90%決めてることがほとんどです。
勝負は「選考期間中」に決まっています。
ここまで、内定辞退率と学生動向を見てまいりましたが、では実際にどういった手法がUPに繋がるのか??このブログをご覧の皆様だけに、お話いたします!
【秘技】わずか1年で承諾率が27ポイント改善した成功事例
~「母集団が減ったにも関わらず歩留まりをUPした」事例~
<A社様 / 採用目標人数:65名>
【20卒】エントリー数:3,800名
↓
内定出し:180名/内定承諾:52名
<内定承諾率:29%>
【21卒】エントリー数:2,500名
↓
内定出し:110名/内定承諾:62名
<内定承諾率:56%>
→承諾率が<27ポイント>改善!!
こんなにも内定承諾率が上がった理由はなぜでしょうか?
それは、「選考フロー」を敢えて増やしたからです!
実は、新卒採用がうまくいっている企業様は、選考を「4回以上」実施しているところが多いです。
学生さんにより多く、会う、選考を重ねている事が特徴としてあげられます!
【施策】今からできる内定承諾率UPの為の具体施策
とはいえ、選考回数を上げてしまうと、人事様の負担もそれ相応に大きくなります。
可能であれば増やしていくのがベストですが、そんなに時間が取れないという方についても、今から出来る「とっておきの施策」をご紹介します!
それは【フィードバック】に時間を費やすです!
このブログをご覧の人事・採用ご担当者様は、選考ごとにどのくらいフィードバックされていますでしょうか?
「ちゃんと出来てないかも、、、」そう思った方は、下記をご参考にされてみてはいかがでしょうか!
<例1>インターンシップ参加学生に、丁寧にフィードバック
今日の取り組みはここがよかった!もっとこういう風に発言すると印象が良くなる!
<例2>選考合格者に合格メールに一言添えてあげる。
こういった所が、他の学生さんよりも印象的だった。●●さんのこの経験が入社後に生きると思った。
<例3>最終選考合格者に社長直筆のメッセージを送る
上記のことを実践していただくと、入社する1社に悩む学生さんの「決め手の理由」にもなります。
キャリアマートのコンサルティングで取り組んでいただいた企業様は、実際に学生様から下記のようなメッセージを頂いております。
「人事担当の方から、次回選考の日程確認のメールを頂く際に、●●さんはここが素敵だから、次回の選考も頑張ってね!などのメッセージを頂いたことがすごく印象がよく、入社の決めてになりました。」
これは、とっても嬉しいですね!
人事冥利に尽きる、、、!
今からでも、インターンシップ、説明会、選考会に来られた学生さんに、少しずつでもフィードバックをしてあげることで、承諾率は激的に改善すること間違い無しです!
まとめ
「どんなフィードバックが好まれるのか?」「選考フローを見直したい!「もっと詳しく話を聞いてみたい!」という方は、是非お気軽にご相談ください!
次回も、どうぞお楽しみに、、、、!