自社に興味を持ってもらうアプローチ手法とは

自社に興味を持ってもらうアプローチ手法

そろそろ22卒の採用活動の準備をしている頃と思いますが、ご状況はいかがでしょうか。

採用活動には、集団を形成することに注力する【集める】フェーズと【訴求する・見極める】フェーズがあります。

今回は、【訴求する・見極める】ためのアプローチ方法をお伝えいたします。

 

エントリー傾向

一括エントリーが多いことが傾向として顕著にございます。

※学生のエントリー数
総エントリー  :126% UP↑
個別エントリー数: 90% DOWN↓
一括エントリー数:194% UP↑

一括エントリーが増えているということは、エントリーにおける企業志望度が低下していることを意味しています。
(「エントリー」=「説明会に行きたい。選考を受けたい」に繋がりにくいということですね。。)

つまり、これまで以上にエントリー者へ自社のことを【より知ってもらう・訴求する】必要があるのです。
運用を今一度確認し、学生が「気になる企業」から「志望する企業」となるよう意識醸成を行いましょう。

 

= ★ 確認Point ★=============

・就職サイトには説明会の日程や場所だけでなく詳細も書かれているか。
⇒どんな内容の説明会をするのか、何年目の社員が参加するのか、等できる限り情報を開示し、学生に説明会のイメージを持ってもらいましょう。

・就職サイトの設定は学生により発見されやすい設定となっているか。
⇒活動状況や伝言版の更新等、就職サイトを都度確認・更新し、常に『最新』の状態を保ちましょう。

・エントリー者に説明会・選考情報がすぐに届けられる体制を整っているか。
⇒エントリーサンクスメールに説明会・選考情報を載せる、告知メールを都度配信するなど、エントリー者がすぐ予約できる状態を作りましょう。

・選考が【見極める】のみになっていないか。
⇒選考は、説明会同様【訴求する】機会でもあります。その後の選考への参加意欲・内定承諾率を上げるためにも【訴求する】ことにも注力しましょう。

また、学生の「知りたい情報」を提供することも重要です。

学生が企業研究を行う上で知りたい情報

1位:実際の仕事内容(83.9%)
2位:社風(68.5%)
3位:他社と比べた強み・弱み(58.0%)

1番は「自分の働く姿をより具体的にイメージしたい!」ということですね。

実際、学生からの質問は
・入社して初めはどんな業務をされていましたか。
・営業ってどういう風に提案をするんですか。
・やりがいのあった仕事はなんですか。

など、仕事内容に関するものが多いですよね。

数多の企業の中から、「選考に進みたい」「入社したい」と思ってもらえるのは、仕事内容をある程度イメージできてからのことになります。

まだ社会人経験のない学生が仕事内容をイメージすることは、容易ではありません。だからこそ、できるだけ学生に分かりやすい言葉で、かつ学生の知りたい情報を十分に提供しましょう。

また、就職サイトだけでなく、SNSによる広報等、ツールを増やすことも良いかもしれませんね。

近年の学生は「デジタルネイティブ世代」と呼ばれ、SNSを利用する学生が多いのも特徴ですので、効果的な手法でございます。

より効果的なアプローチをするために

学生に訴求する為、『個別化』することに注力しましょう。

説明会の案内メール1つとっても、上記を意識するか否かで反響は大きく異なります。
非公開で説明会をアップし、「●●大学の方にご案内です!」といったメールを学生に送るだけでも反応率は変わってくるでしょう。

説明会や選考に参加してくれた学生には「面接で話した〇〇の話を次回の選考でも聞けることを楽しみにしております」といった内容を伝えるなど、より個別性を意識したフォローも必要になります。

内定出し後に内定フォローをするのではなく、選考の段階からしっかりフォローしていきましょう。

対象者が多く、マンパワーが足りないが為に個別での対応が難しくある企業様は、ターゲットの学生だけでも個別にアプローチをしていくことをお勧めいたします。

また、学生に寄り添った対応をすることも重要になります。
過去の就職活動で実際に苦労した話をするなど、できる限り学生に親近感を持ってもらえるよう心がけることで、学生に安心感を与え時にはそれが志望理由となります。

実際に、「人事の方が親身に話を聞いてくれたから」という入社理由も少なくありません。

【個別化】【学生に寄り添った】採用を意識して頂けますと幸いでございます。

採用活動に関して、ご不明な点がございましたらいつでもお声掛けくださいませ。今後ともキャリアマートをどうぞよろしくお願いいたします。

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