マイナビとリクナビの違い|登録学生数&掲載社数を地域・都道府県別に解析!

マイナビリクナビ違い

本日は、人事・採用ご担当者様が気になっていること間違いなし!の、マイナビ2026・リクナビ2026の登録学生数を※地域別にお伝えしてまいります!(北海道・東北、関東、甲信越・北陸、東海・中部、近畿、中国・四国、九州・沖縄各エリア ※昨対比つき)

マイナビ・リクナビ学生登録数・掲載社数

まずは、マイナビ/リクナビ全体の登録学生数・掲載社数の2025年3月1日時点の速報値、18卒年時からの推移をみていきましょう。

※キャリアマート調べ(2025年3月1日時点)

【マイナビ2026】登録学生数・掲載社数

登録人数 594,068名(前年比:103.3%)/掲載社数 30,113社 (昨対比:102.2%) キャリアマート調べ(掲載社数は本社所在地で集計)

マイナビ登録学生数の推移

マイナビ登録学生数は20卒の732,498人をピークに21卒から減少し、22卒は597,333人で最少となりました。その後23卒以降は緩やかに回復し、26卒は約3.3%増の594,068人が見込まれていますが、ピーク時と比べると約19%低い水準にとどまっています。

マイナビ掲載社数の推移

マイナビ掲載社数は18卒から21卒にかけて増加し、21卒は27,405社でピークを迎えました。22卒ではコロナ禍の影響で25,632社(前年比93.5%)と減少したものの、23卒以降は再び増加に転じ、26卒では30,113社(前年比102.2%)と過去最高を更新しています。企業の採用意欲が安定的に高まっていることがうかがえます。

【リクナビ2026】登録学生数・掲載社数

登録人数 430,398名(前年比:94.4%)/掲載社数 11,248社(昨対比:84.7%) キャリアマート調べ(掲載社数は本社所在地で集計)

リクナビ登録学生数の推移

リクナビ登録学生数は19卒→20卒にかけて増加し、20卒で708,758人とピークを迎えました。その後21卒から減少に転じ、22卒は472,553人と最少を記録しました。23卒でわずかに回復したものの、24卒以降は再び減少傾向となり、26卒は430,398人と18卒以来の低水準にとどまっています。新型コロナ禍による登録減少が大きく、その後の回復は限定的であることが読み取れます。

リクナビ掲載社数の推移

リクナビ掲載社数は20卒の31,563社をピークに21卒以降大きく減少し、22卒は11,829社(前年比46.1%)で最少となりました。その後23卒~24卒は回復し24卒は18,652社(前年比147.4%)まで増加したものの、25卒以降は再び減少傾向に転じ、26卒は11,248社(前年比84.7%)とコロナ前の水準には戻っていません。

1社あたりの学生数

学生数、掲載社数がわかったところで、1社あたりの登録学生数も21卒~26卒と比較して詳しく見ていきましょう!

マイナビ、1社あたりの学生数

21卒:登録者数 698,514 ÷ 掲載社数 27,405 = 25.4人
22卒:登録者数 596,583 ÷ 掲載社数 25,632 = 23.3人
23卒:登録者数 619,918 ÷ 掲載社数 26,367 = 23.5人
24卒:登録者数 615,606 ÷ 掲載社数 28,192 = 21.8人
25卒:登録者数 575,259 ÷ 掲載社数 29,456 = 19.5人
26卒:登録者数 594,068 ÷ 掲載社数 30,113 = 19.7人

マイナビは、25卒→26卒で、1社あたりの平均登録者数は19.5人から19.7人へわずかに増加しています。登録学生数(+3.2%)の伸びが掲載社数(+2.2%)を上回った結果であり、企業1社あたりが接触できる求職者数は微増しています。つまり、全体として採用市場の競争はわずかに激化していると言えます。

リクナビ、1社あたりの学生数

21卒:登録者数 650,348 ÷ 掲載社数 25,661 = 25.3人
22卒:登録者数 472,553 ÷ 掲載社数 11,829 = 39.9人
23卒:登録者数 487,246 ÷ 掲載社数 12,650 = 38.5人
24卒:登録者数 481,789 ÷ 掲載社数 18,652 = 25.8人
25卒:登録者数 456,071 ÷ 掲載社数 13,280 = 34.3人
26卒:登録者数 430,398 ÷ 掲載社数 11,248 = 38.2人

リクナビもマイナビ同様に登録学生数は減っていますが、25卒→26卒で、1社あたり平均登録学生数は34.3人→38.2人と約11%増加しています。

掲載社数が13,280社→11,248社(−15.3%)と大幅に減少した一方で、登録者数の減少幅(456,071人→430,398人/−5.6%)は小さかったため、結果として1社が接触できる学生数は増えている状況です。

2026オープン時の考察

※キャリアマート調べ

マイナビは前年を上回る成長を遂げ、とくに説明会予約可能社数が大幅に増加しました。一方リクナビは登録・掲載ともに減少傾向が続いており、27卒から予定されているサービス変更が26卒市場にも影響を及ぼしている可能性があります。

採用市場は厳しさを増し、採用活動の早期化や初任給引き上げが一層進行しています。そのため、母集団形成だけでなく、エントリー後のフォロー強化が採用成功の鍵となります。

内定出しの時期は企業規模を問わず早まっており、内定保持者が就活を継続するケースも増加が見込まれるため、内定者フォロー施策の重要性はさらに高まるでしょう。

市場動向は年々変化が激しく予測が難しい状況です。ご不明点やお悩みがあれば、ぜひ採用のプロへ無料でご相談ください。

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地域別に比較する

次に、地域別の掲載社数と登録学生数の動向を見ていきましょう。マイナビは全エリアで前年を上回る掲載社数と学生数を記録している一方、リクナビでは多くの地域で掲載社数は増加しても学生数は前年割れとなっています。

キャリアマート調べ(掲載社数は本社所在地で集計)

特に、掲載社数が増えているにも関わらず学生数が減少している地域では、1社あたりが獲得できる学生数が減少し、採用競争がより激化することが予想されます。

自社が注力するエリアの状況を正しく把握し、地域ごとに最適な母集団形成・フォロー施策を検討することが重要です。

2026卒マイナビ・リクナビ比較資料ダウンロード

ここまでの、最新版マイナビ2026・リクナビ2026の最新登録人数・社数データについて地域別データも含め資料が欲しい方は是非、下記URLよりダウンロード可能です。人事部・採用チームで、是非ご活用ください!

>>>26卒:就職サイト/登録学生数・掲載社数_資料ダウンロードはコチラ

マイナビリクナビ登録学生数比較

マイナビ・リクナビの大手2社の「現在」の学生登録者数を都道府県別でデータ化。現住所、希望勤務地、休暇住所の3項目で見ることが可能です。

まとめ

本日は、2026卒の掲載社数・登録者数についてお届けいたしました。

ナビの露出度を上げれば、結果は必然的に上がってくるはずです。「それでもなかなか難しい・・・」そんなお悩みをお抱えの際は、是非キャリアマートへご相談ください!

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