【中途採用】選考辞退を防ぐ3つのポイントとは??

選考辞退を防ぐ3つのポイントとは??

早速ですが皆さん、選考途中の応募者から選考辞退をされた経験、あるのではないでしょうか??エン・ジャパン株式会社が発表した選考辞退に関する調査で、以下のようなことが判明しました。

転職活動における面接辞退の経験者・・・28%

面接当日に辞退を決めた・・・8

選考辞退、特に面接当日の無断キャンセルは時間を費やしている分だけ痛いですよね…。

一体、選考辞退を防ぐためにはどうしたら良いのでしょう…。

本日のキャリブロでは、選考辞退防止におすすめの対策を3つご紹介させていただければと思います!

他社の状況!採用目標達成率はどのくらい?

転職活動経験者における調査では、約3割が面接辞退をしたことがあると回答しましたが、企業側の状況はどうなのでしょうか?

2020年1月に行われたマイナビ「中途採用状況調査」のデータから状況を読み取っていきたいと思います。

2019年、「中途採用」採用目標達成率

(参照)中途採用状況調査2020年版(2019年総括)

2019年の採用目標達成状況は、「100%未満」が6割強で、採用目標を達成できなかった企業が多数を占めています。また、目標達成の割合は年々上がっています。

コロナウイルスの影響前のデータですので、コロナウイルスが流行するまでは有効求人倍率が増加の一途をたどっていました。

しかし、コロナウイルスの影響もあり、現状の有効求人倍率は日に日に下がっています。

目標達成率は上がるのか?

予想は「上がらない」です!!

前提として「売り手市場」の根本原因は慢性的な労働者数の減少にあり、簡単には解消しません。

更に、コロナによって生まれた潜在的な転職希望者の現職は販売・サービス系が主な為、市場内のターゲット求職者の割合が増えた業種は少ないのが現状となっています。

今後も採用目標達成には難しい市況が続いていくものと思われます。

選考辞退防止策 3選

全体的な市況感が把握できたので実際に防止策をご紹介します。

条件提示は早い段階で!

条件の提示、ついつい後回しにしてしまっていませんか?

条件面談をせずに内定承諾の可否を迫るような企業も多く、それでは応募者としても判断に迷ってしまいます。また、せっかく面接まで進んだにもかかわらず、条件面で折り合いがつかずに辞退、なんてことも・・・

応募者の判断材料になる情報はなるべく早い段階で、提示することが重要です!

求人票の内容と実際の条件に齟齬がないかどうか、初回の面接時に応募者へ伝えている内容が適切かどうかなど、今一度確認してみてはいかがでしょうか!

書類選考から面接案内までのスパンを短く

選考結果連絡の目安

鉄は熱いうちに打てというように応募者に対しても企業への熱があるうちに面接案内をすることが大切ですね♪

こちらは、マイナビの同アンケートでの「1次面接から内定を出すまでの平均日数/内定応諾を貰うまでの平均日数」を示したグラフになります。

ご覧のように、年を重ねるごとに採用までの平均日数が短くなっているのが分かります。

採用の短期化は現在の中途採用シーンにおいてトレンドとなっており、この期間が長ければ長いほど他社内定などの選考辞退リスクが高まっていきます。平均データと自社を比較し、劣っている企業は要改善です!

 

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詳しくは、下記ページをご覧ください!日程調整がスムーズになり、採用人数も大幅にアップした!という他社事例もご紹介しています。

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結果連絡の際には、今後の予定を記載!

冒頭でご紹介したエン・ジャパンの同アンケートにおいて、辞退のタイミングと理由について下記の結果がわかりました。

辞退を決めたタイミング

ここで注目していただきたいのは、「面接の連絡が来てから、面接日の前日まで」が81%を占めているということです。

応募者は面接をする前に面接対策として会社についての情報を集めようとします。期間が長ければその分、いい情報も悪い情報も応募者の耳に届くことになります。次は、辞退を決めた理由について解説します。

辞退を決めた理由

 

参照:『エン転職』1万人アンケート(2020年3月)「面接辞退」実態調査

上記の辞退理由の調査結果より「他社で選考が進んだ」「ネット上でよくない評判やウワサを知ってしまった」という回答が上位に来ていることがわかります。

1位 「希望と異なると判断した」

2位 「他社で選考が進んだ・内定を得たため」

3位 「ネット上で良くない評判やウワサを知ったため」

2,3位については改善の余地があります。結果連絡から次回選考日程調整の期間を短くすることで、多少なりとも抑えることができます。

合否連絡と同時に、次回選考案内ができることが理想です!難しいのであれば、下記のような形で案内してみてはどうでしょうか。

「例」
また、今後の選考フローは以下の通りとなっております。
一次選考(人事面談)

二次選考(役員面談)
※12月中旬頃予定

最終選考(社長面談)
※12月下旬頃予定最終面接~内定までは1ヶ月程度を想定しております。それではお会いできることを楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたします。

このように、いつ頃までにどんな選考が行われるかを開示することで、応募者としては予定も立てやすく、安心して選考に臨むことが出来るのです!!

面接日程を複数用意

応募者に対して面接日程の案内をする際に、○月○日○時から、と1日程の決め打ちで連絡をするのと、候補日や時間が複数用意ある中で応募者に選択させるのでは、どちらが良いと思いますか?

もちろん、選択肢は複数あるに越したことはないですよね。

1日程のみの案内だと、都合がつかなかった場合日程調整のラリーが続くことになり、途中で返信が途絶えてしまうことも多いです。。。

逆に応募者から都合の良い日程を複数日返信してもらって、そこから面接日を決定していく、という方法も良いのではいないでしょうか!

柔軟に対応できる」というところを、応募者にアピールすることがポイントです!

まとめ

選考辞退について見ていきましたが、中途採用において一番重要なことは「他社を知る」という事かもしれません。

他社の状況を把握し、自社の強みを伸ばすことが採用成功への近道かもしれません。

以上、簡単にではございますが、選考辞退を防止するための対策でした!

 

その他にも、中途採用でお困りのことがあれば、ぜひ、【コチラ】からご相談ください!

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