歴史から紐解く!就活ルール廃止で、採用市場はどう変わる…!?

歴史から紐解く!就活ルール廃止で、採用市場はどう変わる…!?

さて、今回のテーマは【21卒就活ルール問題で変わる日本の採用市場】です!

実はこの就活ルール問題。
21卒採用だけに留まらず、日本の新卒採用の文化そのものに対して変化を及ぼす、歴史的な話かもしれませんよ…!

日本独自の「新卒一括採用」文化の崩壊!!

21卒以降、就活ルールの旗振り役は、経団連⇒政府に変更になりました。

これが何を意味するのか?それは、日本に古くから根付く「新卒一括採用」文化の崩壊です…。なんだか怖い言い回しですが、おそらく現実になるでしょう!

なぜかというと、そこに紐解くべき歴史があるのです…!

そもそも、一括採用の文化が生まれたのは昭和27年。戦後復興が進み、朝鮮特需を皮切りに好景気迎えるところでした。人材を投入し、単純作業をさせればさせるほど、企業の業績は上がっていく。

そんな時代に生まれたのが、経団連と大学が作った「就活ルール」と、「新卒一括採用」という日本独自の文化です。

企業側は毎年一定数の新卒学生を確保でき、大学側は就職浪人を生む心配も減る。双方、願ったり叶ったりの状態になりました。この文化は、高度経済成長の波に乗り、日系企業にとって“当たり前”になっていくのです。

が、しかし・・・

バブル崩壊による転換期が到来

時代が平成に移ってすぐ、バブルが崩壊します。一気に不況に陥った日系企業は、慌てて採用枠を縮小!

除々に就活ルールに則った一括採用の弊害が出始めます。今までのように、好きなタイミングで人材確保ができないのです。代わって活躍し始めたのは、経団連とは無関係な外資系企業。

実力を見込んだ人材を、年次に関わらず採用し、この流れを汲んだのがベンチャー企業も律儀に一括採用文化を守る企業をしり目に、経団連の傘下でないことから優秀な人材をどんどん採用し、成長していきます。

そうなれば、当然・・・

起こるべくして起こった就活ルールの形骸化

経団連傘下の企業と、それに追従していた企業たちは焦り出します。
景気が回復して受け入れ体制が整っても、このままでは優秀な人材が確保できないからです。

「もう就活ルールを守っている場合ではない!!」

今日の就活ルールの形骸化は、今の時代と企業にそぐわなくなってしまった「新卒一括採用」の文化が起こした、当然の流れとも言えるでしょう。

そして、ついに就活ルールを作り上げた経団連は、旗振り役を辞めると宣言しました。

経団連傘下企業は、就活ルールを遵守する必要がなくなったのです。

代わって政府が指揮をとりますが、果たして、罰則規定があるわけでもないルールを守る企業はあるのでしょうか…?

 

まとめ

では、21卒以降はどう変わっていくのか!我々は何を準備すべきなのか・・・!

教えて欲しい!という方は是非、私 高橋まで!(えー、、最後まで教えてくれないの?!)
直接、面白い解決策をお伝えいたします!

 

ということで。
今後もキャリアマートでは、採用課題の解決のため情報提供を続けさせていただきます。
お手すきにてご覧ください。

 

弊社スタッフが営業に伺った際には、「メルマガ見てるよ!」の一言を頂けますと幸いですm(__)m

 

以上、高橋でございました!

次回もどうぞお楽しみに!

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