『どんな求人で、どんな人事だったら、中途採用入社に繋がるか』考えたことはありますか?
年度が決まっている新卒採用とは違い、ほぼ通年で採用を行う中途採用。
一見、活動の幅や求職者の入り口は広いように思えますが、
「なかなかエントリーがこない」
「求める人材の採用に繋がってない」
といった課題は、お客様からもよくお聞きすることでもあります…。
良い求人広告が出せても、対応する人事の対応が悪ければ入社には至りませんし、その逆も然りです。
そこで今回は、「こういう求人で、こういう人事だったから入社を決めた!」という具体事例をお届けします!!意外とそれは、身近で時間をかけずに出来る対策かも…? ぜひ、一緒に見ていきましょう!
求職者の心を鷲掴みにする求人サイトの内容
人気のキーワード方程式
まずは、“どんな求人なのか”からをみていきましょう。
ここで注目すべきは、求職者の心を掴む「人気キーワードの方程式」
今まで、求人広告サイトなどに掲載する際、
- 「何となくこう書いたら効果が出そう」
- 「このワードは、この募集職種に強い”イメージ”だから」
という“何となく”や“イメージ”で、募集を続けてきたということはないでしょうか?
もちろん、それだけでも大きな効果があったという企業もたくさんあるかと思いますが、そうではなくて上記に少しでも心当たりがあるという方がいらっしゃいましたら、今一度見直しをすることを強くおすすめします!
なぜかというと、人事の皆さんが思っている以上にPV数は⇒『応募数に直結しているから』です。
ページビューの略。採用においては、「求職者が貴社の採用ページをみた数」を指します。
では、何がそんなにPV数に繋がるのか。
それがまさに、ポジティブワード&検索ワードを組み合わせた「人気キーワード」を作りあげることなのです!
早速、各ワードNO.1をお伝えします。
■ポジティブワード
第1位:「年齢や性別に関係なく評価がされる」
■検索ワード
第1位:「未経験」
なぜ「ポジティブワード」「検索ワード」なのか。
ポジティブワードの「年齢や性別に関係なく評価がされる」
実は転職を決めた求職者の退職理由にも関係していると考えられています。
- どんなに頑張っても社内には年功序列の暗黙の流れがあった。
- どれだけ積極的に業務をこなしても、いつも評価されるのは男性ばかり・・・
お分かりのとおり、何を基準に正当な評価が成されているのかを重要視している傾向が非常に強いということですね!
当然、各企業さまざまな方針あってのことですが、事実そういった声が上位にきていることをご認識いただければと思います。
それを採用ページで分かりやすく簡潔に伝えることが第一歩となるわけです!
続いて、
検索ワードの「未経験」
こちらは、理由としては非常にシンプルです。
転職をして新しいことに挑戦したい求職者にとって、これ以上安心できることは無いからです。
現在、研修制度をさらに尽力して人材育成をされている企業も増えているのではないでしょうか。
一見どの掲載企業にもありふれているように思えますが、未経験な業界・業種への不安は、やがて敷居が高いという先入観になり、他にたくさん魅力的なことを掲載していてもしっかりと内容を確認しないまま素通りになっている可能性は非常に高いのです。
先入観や不安を持たれては、当然ながらPV数には繋がらない。イコールそれは、「応募数にも繋がらない」ということです。
だからこそ、そのありふれたワードだって必要不可欠だと言えるんです!
また、「気になる」や「検討リスト」への登録は多いのに、肝心な応募までには至らないことが多すぎる・・・といった現象に求職者側は、
- 魅力的なのに“経験者優遇”のカラーが強すぎて勇気がでない
- “多少知識がなくても大丈夫!”の多少という表現が曖昧で分かりにくい…
といった葛藤もあるようですね。
今まで未経験者でも大歓迎なのに、何となく面接に来た方は恐縮していたかも・・と振り返ったことはなかったでしょうか。知らないうちに敷居を上げてしまっていることもあるかもしれません。
上記、ポジティブワード&検索ワードをまとめました!
まずはじめられることは、貴社の評価システムを整理→そして求人サイトや採用ページの編集です。
そう考えると、そんなに時間はかからないと思いますが、「これってどうなの?」といったご質問やご相談があれば、ぜひキャリアマート織笠までお寄せください!お1人ずつ全力で対応させていただきます。
⇒キャリアマートの「中途採用支援」サービス内容を詳しく知りたい方はコチラへ
入社の決め手になる!魅力的な人事
そして、入社を決めるきっかけになった「○○な人事」についてです。
これも実際にあった声を参考にまとめてみました。
以下、2パターンの人事さんは求職者にとても魅力的に映ります!
親身に相談に乗ってくれる人事
転職は何回しても不安は付き物です。
どんな人が同僚になるのか?社風に馴染めるのか?給与はしっかりと支払われるのか?ハラスメントが横行してないか?経営状況は大丈夫か?など・・
そんな時に、親身に全ての不安材料を解決してくれるような人事担当だったら、どうでしょう?
「こんなに相談に乗ってくれる人事がいる会社なら、入社後に何かあってもまた話を聞いてくれるのではないか?」と、一気に求職者の心をホットにできるのではないでしょうか!
そこでぜひ注意していただきたいのは、決して「嘘をつかない」ことです。
具体例
- 悪い例)
「うちは残業代が支給されて、月の平均残業は40時間だから」
⇒多くの企業は、こういう伝え方をしています。
- 良い例)
「確かに繁忙期・閑散期の差はあるが、閑散期の時はほぼ全員定時帰り。繁忙期は月60時間ぐらい残業が発生するときもあるが、それは1年のうち3ヶ月ぐらい」
⇒ずっと具体性や信憑性があり、年間を通して自分がその企業で働くイメージが湧くと思いませんか?
「どうしても入社して欲しい」と熱意が伝わる人事
人は誰しも承認欲求があります。求職者もその1人です。
「うちに入社したければ、お好きにどうぞ」という姿勢よりも、「どうしてもあなたに入社してほしいんです!」と伝わるほうが、当然ですが自分を必要としてくれている!と、その後の志望度や歩留まりに非常に大きく関わってきますよね。
それも親身な姿勢と同様、具体性を持って話した方がより熱意や誠意が伝わるでしょう。
具体例
- 悪い例)
「どうしてもあなたに入社してほしいんです!」
⇒単純すぎて、何か裏があるのでは?と不安や疑念にもなりかねません。
- 良い例)
「当社の事業戦略上、いま〇〇という所を強化するのが目標。だからこそ、あなたが持っている●●のスキル・経験は、当社の欠点の補強になるし、あなたが入社することが、最善の経営戦略です。」
⇒具体性があるので、本当に自分を必要としてくれていると感じることができます。
これらを着実に一つ一つ行っていくことで、元々低かった求職者の意向や志望度が高まり、入社に至ることが多々あるのが事実です。
もし、うちの面接ってどんな印象なんだろう?とお思いでしたら、それもキャリアマートまでお寄せください!
まとめ
以上、『どんな求人・どんな人事の方が中途採用入社に繋がるか』をお届けしてきました。
一つでも思い当たること、お心当たりはありましたか?
最後にもう一つ。今回のお話では、「求人サイト」のお話を主にさせていただきましたが、意外と採用活動の盲点は『企業HPの採用ページの充実』でもあるんです!
ご興味がある方は、ぜひこちらもご覧ください!こちらは新卒採用向けの記事ではありますが、中途採用でも全く同じことが言えます!ぜひご参考ください!
今回のテーマは、採用活動をする際に、企業ホームページとは別に『専用に新卒採用ホームページ(採用サイト)を作る必要性』についてお伝えします。貴社のHPでは、新卒採用ページ(採用サイト)はありますか? 採用の早期化が進むにあたり、学生も早[…]
次回も、どうぞお楽しみに!!
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