若者のナビ離れの実態を徹底調査!「待ち」から「攻め」の採用に

今回は、「若者のナビ離れの実態」について調査致しました。

人材採用においては、求人媒体が主流となっていた時代ですが、今回、ナビ離れの実態を調査したところ、以前に比べ「若者の動き」が大きく変化していることが明らかになりました。

本日は若者のナビ離れをテーマに、企業側/学生側それぞれの視点から見えた実態と、ナビ離れによって起きている変化、更に「ナビ(就職サイト)を使わなくても集客できる方法」についてお話致します!早速見ていきましょう!

ナビに載せるだけでは、もう採用できない?

まず、初めに学生の就職活層の情報収集源の変化からご紹介していきます。

学生の就活情報収集源の変化

情報収集源の変化

2012年に株式会社クロス・マーケティングが行った調査では、学生の就活情報収集源は、マイナビ・リクナビなどの就職情報サイトが圧倒的に多かったのに対し、2019年に株式会社ディスコが行った学生アンケート調査では、企業の個別HPやインターンシップ、インターネット上から情報収集する学生が増えて情報源が分散し、就職情報サイトを軸にして企業分析を行う学生は少なくなっているという結果になっています。

それでも企業が、就職情報サイトを利用する理由

今年3月1日時点でマイナビは約25,000社、リクナビは約24,000社の企業が掲載をしています。昨今、一部の学生が「ナビ離れしている」と言われている一方で、企業側は逆に、ナビサイト離れができていないのが現実です。

採用市場が激戦となる中、「ナビに載せるだけでは採用できない」と言われつつも、「ナビに載せる手段や労力しかない」と答える人事が多く、20卒以降、ダイレクトリクルーティングという採用手法を利用する企業数も増えてきてはおりますが、まだまだ少ないのが現実です。

ナビ離れが進んでいるのは●●な学生?!

次にナビ離れは進んでいる中、どんな学生が離れているのか紹介します。

「とりあえず登録しておく」学生

ナビ離れが進んでいると言われていても「就活開始時にとりあえず会員登録しておく」という流れは変わっておらず、それは大手就職情報サイトの登録学生数がそれを物語っております。

マイナビ・リクナビ共に、昨年のオープン時よりも登録学生数は減少していましたが、それでもマイナビは約70万人、リクナビは約65万人と多くの学生が登録をしているのが現状です。

「ナビ=大卒向け」というイメージの払拭

昔のナビサイトでは主に「大卒者向け」というイメージが非常に強かったですが、最近では第二新卒や専門学生、高卒の学生などに対しても活用の促進を進めている状況です。つまり、ナビ離れが進んでいるのは比較的優秀な学生層であり、それと入れ替わるように第二新卒・専門学生・高卒の学生の流入が新規で上がってくるため、結果的に「母数が上がっている」という現状なのだそうです。(情報参照:学生の「ナビサイト離れ」実態は?20卒就活解禁(採用広報解禁)の現状

ですので企業側は、正直な所「質」に関して思うところも、多少あるのではないでしょうか。また、これからの新卒採用に向けて「ナビ離れ」の対策をどう行うべきなのでしょうか。ポイントは、スマホ世代&デジタルネイティブ世代の動きにあります!

「Webコンテンツ」のフル活用がカギを握る!

今までは、学生が大量のエントリーシートを書き、面接を受けに安くはない交通費を払うのが当たり前でした。ですが、今はどうでしょうか? Webの発達により、間接的に情報を得ることが容易になってきております。

つまり、企業からの情報開示(採用ホームページ・SNS)であったり、求職者向けのコンテンツを運用することの需要性が非常に高まっているのです。

 

それには、ダイレクトリクルーティングや自社採用HPの充実、SNS(LINE、Twitter、Instagram)を使った求職者向けコンテンツの運用が、優秀な学生を取り囲む有効策となっております。

大手求人媒体の掲載社数も増え、「情報が多すぎる」「管理が面倒くさい」など20代の声もあがっております。「待ち」と「攻め」の立場が逆転している採用市場の中、ユーザーも企業も「楽」にではなく、「効率よく」という考え方に変えるべきなのではないでしょうか。

では、ナビに頼らなくても集客できる方法は、何が良いのでしょうか?

ナビを使わなくても集められる方法って何?

では、最後にナビ以外でも学生を集めることができる採用手法を2つご紹介します。

ダイレクトリクルーティング

企業自らが、学生を見つけにいく採用手法となります。求職者からしても自分をアピールする場所であり、企業からしても欲しいターゲットの人財を獲得出来る手段といえます。ですが、ただ単に運用したからといって簡単に効果が得られるものはありません。

  1. 欲しい人財のターゲットをしっかり定義し、
  2. ターゲットがどういう情報を知りたいのかを細かく分析する

活用する(活用していきたい)場合は、この2点をしっかり準備する必要があります。そして、企業の魅力付や理解を深めるためのコンテンツも非常に重要な要素となります。現に、キミスカやあさがくナビでは高い反応率を叩き出し、メール離れの概念を覆しております!

 

ソーシャルリクルーティング

LINE@や、インフルエンサー採用という言葉を聞いたことがある方も多いかと思いますが、SNSを用いて採用活動を行う手法をソーシャルリクルーティングと言います。こちらの記事でソーシャルリクルーティングの魅力についてお伝えしておりますので、ぜひご覧いただければと思います。

 

まとめ

本日は、若者のナビ離れの実態について、お送り致しました。

学生/ユーザーの約9割は、企業HPを閲覧しており、「興味を惹きつけられるか」が重要なポイントです。

自社が公開しているWebコンテンツは、ユーザー向けのコンテンツを充実させられているか?どこに開示しているか?など様々な要素がありますが、採用に満足のいっている企業のほとんどは、Webコンテンツをフル活用して「自社のブランディング」を確立しています。

まずは、Webコンテンツ~自社のHPまわりを見直すことから始めては如何でしょうか!

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